Nの森にはやはりオオタカ幼鳥は2羽います。午後2時過ぎに観察窓のそばの木の枝に止まった幼鳥の顔には眉斑がくっきりと見えます。眉斑がある顔立ちは、成鳥にも似てきて凛々しさが増します。
一方、こちらの幼鳥は陽光が弱まった昼遅くに池の斜面に佇んでいた個体です。上の幼鳥と比べると眉斑はまだ明瞭ではありません。この幼鳥が、いつもカラス小屋に入っている個体なのかもしれません。こちらを気にしているのに、その場からは動こうとしません。脚元の陰には何やら黒い物体があるような気がします。
しかも嘴の周りの顔は赤黒く血糊で汚れています。
その血糊の元となった黒い物体は、やはり幼鳥の餌食になったカラスでした。まだまだ食べ足りないらしく、お持ち帰りしました。