「渓流では保護色」 カワガラス(河烏)/Brown Dipper
梅雨の晴れ間、神奈川の山里に出かけました。下界と違って、ここはひんやりと涼しい空気が漂っていました。渓流では、カワガラスの幼鳥が岩の色に溶けて、じっとしていました。 名前の由来どおり、成鳥は全身が濃い茶色の羽毛におおわれていますが、幼鳥の嘴と脚は灰色、喉から腹にかけては白くて細かいうろこ模様があります。 成鳥と違って動かないので、よーく注意してみないと見つかりません。 この幼鳥も、たまたま目に入ったからよかったものの、あやうく見過ごすところでした。 瞼を閉じると、真っ白なので、まるで白マジックで塗りつぶしたみたいです。
by Omori_Seacoast
| 2013-06-17 23:33